2013年6月15日土曜日

桜の花と、葉の刺繍(4)

桜の花びらを刺繍し終えたら、花の細い茎部分を刺しましょう。

日光は、常に上から下に射しているという前提で、上の部分を明るい色で、下に行くほど暗い色で、4色で、変化を付けてみたが、
細い茎なので、1本ずつのsplit stitch を、
ただ、色を変えて並べただけみたいになってしまった。

ガクにつながる部分は、緑色から、ワインカラーへと、急に色が変わっている。が、long and short stitch で、色をなじませる。

ガクの先端や、脇の部分に、わずかに緑色を加えると、少しみずみずしさが、出たようです。

おしべとめしべの出ている、花の中心の奥に、わずかに緑色の部分が見えるので、
小さく、fly stitch を花びらの際に刺してから、おしべの下部を白っぽい色で、数本split stitch

そして、めしべを、緑色で刺してから、その上に、重ねるように、おしべを放射状に刺して、
おしべの先端に、黄色の french knots stitch を、一つづつさして、

ニードルペインティング(needle painting) 完了


2013年6月13日木曜日

桜の花と、葉の刺繍(3)

桜の花の、ニードルペインティング(needle painting)

今刺している花びらには、4色の糸を使おうと思っている。

左にさしてある花びらの色は濃い目なので、それと合わせると、つぼみは別にして、10色ほど使っている。

縁に近いほど濃い色になって見えるので、濃い色の糸で、糸1本か2本ほどの間隔を置きながら、色の様子を見る。













先に刺した色よりも、少し薄いピンクで、間を埋めるように、long and short stitch


















さらに色を変えながら、
中心に向かって、long and short stitch で、埋めていく。



写真では、色の変化が見えずらいですが、肉眼でも、拡大鏡を付けないと、判別しにくいです。













桜の花びらの 刺し終わった状態

さて次は、おしべと、めしべです。












2013年6月8日土曜日

桜の花と、葉の刺繍(2)

刺繍糸で絵を描くニードルペインティング(needlepainting)は、奥に有るものから先に刺し、

手前にあるものほど、後から刺して、糸を重ねていく。

しかし、私は今回、奥にある花の茎よりも先に、花びらを刺した。

左下の花びらに、ガクの部分が
重なることや、つぼみの出来具合で、茎の線を、微妙に変化させなければいけなくなるかも・・・
という、不安があったから



そして、何よりも

花びらを刺したい欲求に、勝てなかったから








花びらは、奥にあるものから、
順番に、さしていく。

位置関係がわからなくならないように、split stitchで、花びらの輪郭をさしておく。

その後、外側の輪郭から、中心に向かって、long and short stitch で、色の変化を付けながら、さしていく。

花びらが重なり合った部分は、
ピンクではなく、薄い紫色に見えたので、重なり部分は、ピンクが入らないように、注意、

桜は,長州緋桜と言う品種だそうで、ソメイヨシノよりも、色が濃い。

つぼみの色は、かなり赤い。


2013年6月7日金曜日

桜の花と、葉の刺繍(1)

2013年の4月のカレンダーに使用されていた、桜の写真が一目見て気に入ってしまった。

4月に、桜の写真なんて、日本中のカレンダーを集めても、かなりの高い確率で、使用されているとは思いますが、

この写真の、赤い葉っぱに、光をすかして見える赤い葉の色が、なんとも、いいんですねぇ


刺繍の枠の下で、さらに、暗い位置で見えにくい写真は、4月が終わってから
カレンダーから切り離したものです。

4月が終わるのを待って、5月に入ってから、写真の一部を参考にして、
好きなところだけ、選ぶようにして、布に下絵をかきました。

そして、芽を出したばかりの赤い色の葉を刺繍してみました。

あ~っ   まったく透明感が出ていません

私の選んだ糸の色は、少し色が強いかしら?
もう少し、全体的に、黄色がかった色のほうが、透明感がでたかしら?
 そう思って、糸の色の選び直しをしようと試みたが、
欲しいような色が,なぁい。

うー、しかたがないから、このまま、続行、続行

小枝から、花茎が出ている場所を、刺繍していきます。
ここも、緑からアウトラインの赤への色の移り変わりが、美しいところです。

上の葉っぱのすぐ下側に、1部、すでに刺繍したところがありますが、
これから、右側を刺します。
まずは、赤い糸で、アウトラインをsplit stitch
この後、ラインの内側を、緑から、黄色へと、色の変化を付けていきます。


小さな4ブロックのうち、2ブロックが、おわったところです。

long and short stitch で少しずつ、色を変えながらの、細かい作業です。

1ブロックごとに、糸を切るのが面倒なので、
今は使わないけど、またすぐに使う予定の糸は、布の裏で、こんがらからないように、少し離れた位置で、布の表に出して、待機させています。

2013年6月1日土曜日

着物の帯を、リメイク


とある道の駅に、お弁当を買おうと、立ち寄ったところ、

建物の外で、地元産の野菜などと並んで、

なぜか、帯を売っていた。着物用の、帯である。

使われていたものなので、多少の難はあるが、1000円から3000円の値段

つい立ち止まって見てしまった。    そして、買ってしまった。


この派手な、オレンジ色の、刺繍の帯。  きれいですねぇ

お値段は、3000円。

何かに、使えそう~。(ワクワク)
 きっと1,2回締めただけなのだろう。 前側に折りジワは有ったが、ほかはキレイな状態。

よくわからないけど、ミシン刺繍かしら? (丸枠線が、少しギザギザしていますから)

帯の端を切って、中をのぞいてみましょう。

横に、刺繍糸が長ーく渡っていました。

袋帯なので、裏布も使えそうです。

とりあえず、クッションカバーを作ってみましょう

帯の長さは、433cm、幅、30.5cm

カバーしたいクッションには、46cm四方以上の生地が必要です。

そこで、刺繍面のある表側幅30,5cmの両脇に

裏布を付けたままの状態で、46cm+縫い代分

約50cm四方で、一枚だけ、裁断しました。

裏側の布が中心で、幅、約11cmほど、切り落とされたことになります。

なぜ1枚だけかと言うと、クッションの裏側は,椅子や、ソファの背もたれに直接擦れるので、

ちょっと、もったいないかな? と思ってしまったからです。

なので、もう1枚の布は、ごく普通の、綿の、こげ茶色の生地にしました。



うw、写真が,逆光でした。

しばらく使ってみて、差し支えなく使えそうだったら、もう1つ、作ろうと思います。

まだ刺繍のしてある部分が、270cmほどと、刺繍してない部分が100cmほど、

帯の形の細長いままで、残っていますから

また、何か考えます。