2012年10月19日金曜日

セーターを、リメイク

もう、20年もはるか以前に、主人に編んでプレゼントした、こげ茶色のセーター
極太の毛糸で、1100gもの大量の毛糸を使って編んだもの。
大きくて、体のサイズには、ぴったりだったが、あまりにも重くて、
数回しか着てくれなかった。
今は、カシミアのセーターばかり、お気に入り。
ただ、「たんすのこやし」にしておくのは、もったいない、
で、解いて、わたしのものにリメイクすることにした。
この写真は、袖だけを解いて、大きな束にしたもの。
そうめんの入っていた木箱の長い辺を利用して、ぐるぐる、ひたすら巻き取りながら、解いた。
セーターが大きいから編むのも、大変だったけど、解くのは、時々毛糸がひっかっかって、も~っとたいへんだった。




全部、ほぐしおえたら、ワッカになった毛糸を、2箇所ずつ縛って、毛糸も洗える洗剤を溶かしたぬるま湯に、しばらく浸けた。

クネクネの編み癖が伸びてきたら、すすいで、柔軟剤に浸し、軽く脱水して、
外の風に当てて乾かした。
このとき、あまり大きなカセにまとめたものは、束の中心部の乾きが悪かったので、小さめの束にしたほうが、作業がしやすかった。
次は、乾いた束を丸いボールに、まとめていく。
これは、一人のときは、自分の足先に毛糸の束を引っかけるか、あるいは、椅子を逆さまにして、椅子の足に毛糸の束を引っかけて、グルグルまるめていった。
主人の2本の腕を借りて、協力してもらうのが、なかなか楽しかった。
小さい頃に、同じことをお手伝いした思い出があるんだそうだ。

そうして、出来上がったわたしの、カーディガン風ジャケットは、

こんな かんじ

前中心よりに、表編みと裏編みとでダイヤの模様が浮き出るように、
その脇には、縄編み

袖には、少しのレース模様
後ろ身ごろには、背中心に、アッサリめに、縄編み
これだけアッサリしてるようでも、650gは超えてしまった。
でも、羽織った瞬間に。あたたかい。
まあ、良しとしよう

まだまだ、残っている毛糸は、帽子を編みます。

Daisy Fairies の刺繍

Daisy  日本では、ヒナギクというかわいらしい名前で、親しまれている。
春に、地面からわずかに、茎を伸ばして、花を咲かせている。

Daisy Fairies embroidered by Okyo
元は,Cicely Mary Barkerが描いた、一人ずつ別の、Daisy Fairy だけど、
二人を向き合わせにして、刺繍してみた。
何かを語り合っているようにしたかったが、
顔が、かわいくできない。
Cherry tree fairy 同様、羽は、キラキラする銀の糸
花びらのスカートが、キュートです。

妖精(Fairy)とメジロ

妖精を、信じますか?
わたしは、信じています。

Cicely Mary Barker の描いた、たくさんのFlower Fairies (花の妖精たち)
本当に、かわいらしくて、大好きなんです。

きっと、花びらから作った服を着て、花の咲いてる近くにいるんだろうな。
時々、枝先についた、たくさんの葉っぱのうち、1枚だけが、ヒラヒラと揺れているのを見かけると、つい、妖精がいるかな?と、探してしまいます。

上の写真は、Cicely Mary Barker の描いたCherry tree fairyの後ろに、メジロを1羽とまらせて、刺繍してみました。
顔を、糸で表現するのは、初めてで、何度か、さしては解き、さしては解きしました。うまくできないので、途中でやめてしまおうかとも思いました。
顔は、むずかしい、あまりにもむずかしくて、
どうしていいのかわかりません。

他にも、Daisy fairy を、組み合わせて、刺繍していますが、
顔が、せっかくのかわいい顔が、刺繍にすると、表面がつるっとした子供の顔ではなくなってしまいます。
糸は、コットン1本で、さしていますが、顔の大きさが、1cmほどの小ささなので、初めてにしては、無茶なサイズだったかもしれません。
もう少し大きいサイズで、練習をつまなければ、


2012年10月3日水曜日

トンボたちの刺繍の、Lampshade

金属で作られている、ピラミッド型の物。
底辺22cmで、高さは12cmほど。

家人が、ピラミッドパワーが、どうしたこうしたと言って、
買って、そのままになっていた物。
ランプシェード(lampshade)に、しちゃいました。
周囲を、2枚の絹の着物の生地で、包むように縫って、底は内側に折って、まつりました。

 うっすらと、雲のような柄が、織り込んである布です。

3面に、ギンヤンマ、アキアカネ、青糸トンボの刺繍をしました。


embroidered by Okyo
トンボの体は、cotton25 刺繍糸で、羽の部分は、銀の糸。

光が当たると、羽がキラキラして、きれいです。

羽に使った銀の糸が、繊細で、切れやすかったので、少し苦労しましたが、トンボの羽の、うすーい感じが、よく表現できたと、自画自賛してます。